NOVEL
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2話『ふたりだけの幸せ』
- シナリオ分類公式掲載シナリオ
- 舞台設定指定なし
- 異界の発生原因館に積もった思い出
新しい環境での生活にも慣れはじめ、保健室へ四ツ柳が通うことも日常の一つとなった頃。晦は何かと理由をつけて四ツ柳を保健室から早々に追い出したり、逃げるように去って行ったりを繰り返していた。痺れを切らした四ツ柳に捕まった晦は、歯切れの悪い言葉を繰り返すばかりだった。
そんなある日、二人は突如として夢の中で見知らぬ館へと招かれる。
「先生が最近良く見てた夢の形式と一緒だ……」
晦は不安そうにそう答えるが、不安なのはこの館が異界である以外にもあるようで――。
※本編はシナリオネタバレとなります。閲覧の際はご注意下さい。