NOVEL

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3話『ねこかわいい』

  • シナリオ分類まよこオリジナルシナリオ
  • 舞台設定指定なし
  • 異界の発生原因動物に癒やされたいという人々の想い

日差しも強くなってきたある日の放課後、仕事をしているはずの晦のパソコンから愛くるしい動物の声が聞こえてくる。様子がおかしいと四ツ柳が探りを入れてみれば、どうやら最近の晦は猫にご執心のようだった。「猫が飼いたい」「学校の宿舎で飼えるわけがない」そう幾度も問答を繰り返しながら帰路につこうとした二人の前に黒い猫が現れる。もちろん晦が猫の誘惑に勝てるはずもなく、猫につられて校舎の影へと迷いこんでいく。四ツ柳が慌てて追いかければ、校舎の影の先は穏やかな緑の空間の中で、さまざまな種類の猫たちがきらきらと瞳を輝かせた晦を中心に自由気ままにうろついていた。
「猫、飼いたいなぁ」

※本編はシナリオネタバレとなります。閲覧の際はご注意下さい。また本作品には一部、猫に対し残酷な表現を含みます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

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